こんにちは。みこばたです。
久しぶりに株分析をしていきたいと思います。
それでは本題へ。
Contents
オークファン
【会社名】株式会社オークファン
【設立】2007年
【代表者】武永 修一氏
【大株主】武永 修一氏
【時価総額】178億円(2021年4月21日現在)
【事業内容】
創業来培った売買データとAI技術により商品の時価を可視化し、企業在庫の価格と販路を最適化する予測モデルを構築しており、中小企業・副業/個人事業主を中心とした小売・流通業向けのトータルEC支援ソリューションを展開。
【決算】
前年度比10~60%増益となっており順調。
また、コロナの影響もあり会員登録の増加あり。
強み
マーケットとしてポテンシャルのある存在価値ソリューション、商品流通プラットフォーム、インキュベーションの3事業を主軸としています。
特徴として、在庫流通を基盤としており、他企業とのすみ分けも行うことができている。
また、膨大な商品価格情報(700億件)ビッグデータを保有している。
現状の動き
今年の目標が100億円のであり、クオーターごとでは25億円の売り上げが必要。
で、あるが主力事業前年度比107%(進捗16%)で予想到達せず。インキュベーションの利益でなんとか進捗率27%に持ってきた感…。
その影響で大幅に株価下落。全盛期から約40%下落しました。
理由としては、存在価値ソリューションの新規受注の遅れ。大企業向けに活動を行っていたがうまくいかなかったことが原因。現在は、中小企業へ活動をシフトチェンジしている状態。
一方で商品流通プラットフォームは順調。「NETSEA」で月額流通額が9.1憶円と過去最高となっている。
前年度Q2の商品流通プラットフォームの売り上げが8.7億円となっているためほぼ前年度比増は間違いない。
課題・問題点
- 主力事業の遅れ
今回の下落の原因となった主力事業。間違いなく今後の売り上げの状況が大きく株価に影響してくると思います。今回の一件でインキュベーション事業が投資家によって重要ではないことがよくわかりました。自分的には、インキュベーションでも利益出てたら主力事業への活動の幅も広がると思ったんですが…。
それはさておき現在のコロナ禍では、企業の生産抑制もあり在庫価値ソリューション自体がうまくいかない世の中であることは間違いないと思います。それよか商品流通プラットフォームの売り上げを最も重要視しておりどれだけ伸ばせるかにかかっていると思います。
- 信用買い残の大きさ、出来高の少なさ
くっそ適当にメモ書きしてみたけど、青の矢印は個人の信用買い。個人の信用買いが下落時から溜まってきているのがまず問題。その人たちを消化できるくらいの出来高も今のオークファンには見受けられないし重荷になっている。
また、下落に合わせて徐々に機関の売りも増してきており今後の流れとしては、レンジを下抜け→機関の売り増し→信用の損切り→両方落ち着いたところで機関の利確上げ→上昇トレンド。の流れになっていきそうです。
機関の売りにも6か月ルールが適応されているのか不明ではあるが、少なくとも9月までは下落トレンド継続するのではないかと思っています。(決算次第だが)
今後について
会社希望の総売り上げはざっと存在価値ソリューション年間960億円、商品流通プラットフォーム4000億円を目指しています。
現在としては(笑)となっていますが、一応期待はしています。
5月の決算では一応上方修正も視野に入れています。
最後に私自身の動きとして
- 大きく下落+買い残の減少が見られた段階で買い増しをしていく。
- 5月決算で主力が思った以上に伸びなかったら損切り。
問題なければ年内は持とうかなと思ってる次第です。含み損に耐えながらね(笑)
最後まで見た方がいるかわかりませんがありがとうございました。
それではまた。